甲子園歴史館の運営会議が19日、大阪市内のホテルで行われた。

甲子園歴史館の顧問で、85年阪神日本一監督・吉田義男氏(90=日刊スポーツ客員評論家)はあいさつの席上、“土守(つちもり)”といわれ、伝説のグラウンドキーパーだった藤本治一郎氏(故人)の話題を披露した。「甲子園は野球の聖地。『鏡の如し』といって大切に整備した(藤本の)じぃやんのような人がいて今日があるんです」。プロ入りした19歳から71年間も甲子園とかかわってきたレジェンドは「我々は甲子園で育った。100周年の甲子園とタイガースの連覇で“ダブル”のメモリアルイヤーになることを願います」と語った。

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