輝も木浪も森下もレギュラーは白紙よ! 阪神岡田彰布監督(66)が24日、大阪市内で「関西プレスクラブ 新年会員交流会」のトークショーにゲスト出演し、今季のポジション争いをあおった。佐藤輝明内野手(24)の三塁や木浪聖也内野手(29)の遊撃、森下翔太外野手(23)が就いた右翼、左翼について「分からんよ」と定位置を確約せず。球団初のセ・リーグ連覇へ、熾烈(しれつ)な身内バトルを予告した。

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阪神岡田監督の一問一答は以下の通り

-トークショーでは今年の話もたくさんしていた。打順はシャッフルしないと

そんなん、変えれへんやろ。機能してなかったらな、変えなアカンと思うけど。それはどういうメンバーになるかわからんからな、キャンプでな。それはまだ、いまほんとはそんなこと言える話じゃないんだけど。キャンプでな、すごいやつが出てきて、ポジションとるかも分からんし。それは今の段階では言われへんけどな。

-変えないことへの危機感は

いやいやだから、変えないっていうか、そこのポジションにはライバル的なやつがおるからな。でもそっちが、ぱあって伸びてきたら、しょうがないやろ。それは。

-昨年のメンバーがベースになると思うが、確固たるポジションをつかんだ選手は少ない

そうやなあ。とくに外野はなあ、分からんよ。はっきり言うて。だから、長いシーズン見てな、この間(日本シリーズ)は短期決戦やから、そら、最後左っていったら、宮城がくるのは分かってるから、5戦目にノイジーを5番にしたけどな。

そういうのも短期決戦だからできることであって、宮城が来るのが分かっているから、5戦目でもノイジーを5番にしたけどな。それも短期決戦やからできることであって、長いシーズンになってくるとちょっと違ってくるよな。

-キャンプでは中堅の近本の両隣を誰が守るかが楽しみな一面がある

楽しみっていうか、そら候補がちゃんと分かっているからのう。はっきり言うて。とてつもないのは、出てけえへんわ。ある程度は、1軍キャンプに呼んでいるわけやから。それは誰が出てくる、出てこないじゃなしに、やっぱり、(2月)1日から一緒に練習して、練習試合とかオープン戦で、そういう選手はどんどん使っていくつもりやから、そこでどういう結果が出るかやわな。結局は。

-森下も争う立場

インパクトは去年、ものすごくあったけど、レギュラーポジションを取ったという成績でもないしな。はっきり言うて。

-来日2年目のノイジーは去年と立場が違う。

そら、全然違う違う違う。バット寝かせてくるか、立たせてくるか。

-外野争いする前川、井上も1軍の宜野座キャンプ組。彼らも

いやいや、そらこの1年でどれだけ変わっているかやな。1年やって、シーズンオフに自分に足りないところを新たにやって。そらみんな1軍におりたいよ、はっきり言うて。おりたいし、あわよくばポジションまでという選手は多いから、そこでどういう今までと違う何かを見せてくれるかやろな、結局は。

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