オリックス頓宮裕真捕手(27)が26日、大阪・くら寿司スタジアム堺で自主トレを公開した。チームメートの大城、茶野、池田とともに調整。フリー打撃では鋭い当たりを放った。昨季は打率3割7厘で首位打者に輝き、一塁手のベストナインも受賞。「去年の感覚が良かったので、そのまま行こうかなと思います」。打撃スタイルは今季も継続して臨むことを明かした。

次に狙うタイトルを問われて本塁打王と答えた。「1年目からずっとホームランにこだわってるんですけど、まずはタイトルというよりレギュラーを取りたい」。まずはチーム内の競争に打ち勝つ覚悟だ。

激闘だった阪神との昨季日本シリーズ終了後、つかの間の休みを挟んですぐにトレーニングを再開。「休めるのが好きじゃないので、すぐに体を動かしてました。投手の球はなかなか打てないですけど、バットもずっと振っている」。1月はランニングを多めにやってきたという。

目前に迫ってきたキャンプに向けては「去年と変わらず、しっかりチームを引っ張っていけるように、まずは元気出してやっていきたい」と意気込んだ。