球界最年長44歳のヤクルト石川雅規投手が3日、憧れの人を前に24年の誓いを立てた。沖縄・浦添キャンプ2度目のブルペンでは、尊敬する元中日の山本昌氏(58)が見守る前で40球を投じた。通算200勝まで、あと15勝とする左腕。50歳まで現役を続けた同氏に対して「いや、本当にもちろん200勝が全てではないですけども、1つの数字としてすごく大きい数字ですし、昌さんの219勝ですかね。なんとか昌さんの記録に追いつけ、追い越せるようにですね。それが自分の今モチベーションになっているんで、そこはもう引退するまでそこを目指し続けたいなと思います」と言葉に力を込めた。

同氏からは「犠打、勝利の年数とか、そういうのも色々ついてくるから、どんどんいろんな記録を抜いてくれ」とエールを送られた。石川は「前向きになりますよ。やっぱ憧れの大先輩に何か1つでも近づきたい、そして、超えられるものだって超えたいって思いがあるんで。なんとか、そう言ってくださるので、なんとか超えたいものはたくさんありますね」と意気込みを口にした。

だからこそ、若手には負けていられない。「開幕ローテーション目指すべきだし、なんとか若手と勝負してですね、ギャフンと言わせてやりたいです」とうなずいた。もちろん、選手であるならば、開幕投手と目指す。「ローテに入ればいいってわけじゃないんで、そこはみんなね、グラウンドいたら年齢関係ないんで、みんな目指してると思うんで。目指すところは高みじゃないといけない」とまだまだ負けられない。

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