堂々たる投げっぷりだった。広島1軍キャンプ参加選手最年少の斉藤優汰投手(19)が4日、フリー打撃に登板した。

今キャンプ初めて打者を相手にした登板で1軍経験のある石原、中村健、中村貴と対戦した。25球、17スイングで安打性2本に抑えた。真っすぐに力があり、最速は149キロ。この日登板した4投手で最速だった。「打者が立ってのピッチングは初めてだったので、細かいコントロールというよりはゾーンに強い球をというふうに投げました」。カーブやスライダーなど変化球も腕を強く振って打者のタイミングを外した。

昨季中から黒田アドバイザーに学び、オフは大瀬良に弟子入り。前日は黒田アドバイザーに加え、元西武の松坂氏からの助言を受けた。「結果的には教えてもらったことができて、投げられたのかなと思います」。高い潜在能力を持ち、スポンジのような吸収力を持つ19歳が、2年目の春に大きく成長しようとしている。

【関連記事】広島ニュース一覧

>>>【キャンプ写真特集】アメフト転向!?、肩貸してー/撮るキャン!