西武増田達至投手(35)が8日、自身初めてかもしれない3日連続ブルペン入りを果たした。

「3連投は、ないかもしれませんねえ」。34球を投げ終え、明かした。意識して低めに真っすぐを決めた。初の3連投のわけは「元気なうちに投げて、傾斜に慣れようと。感触が良かったので、思ったより投げられました。やっぱり体に覚えさせる。張りとかも最初は出てくる。(体に)刺激を与えながらつくっていく」と説明した。昨年は右肩の状態が思わしくなく、キャンプで投げ込める状況ではなかった。

同じタイミングで、抑え候補の新加入アブレイユが投げていた。増田は「目には入ってくるけど、あまり気にしないようにしてました」。20年には33セーブでセーブ王も、昨季は19セーブにとどまった。松井監督が「未定」とする抑えへの思いを問われると「毎年、勝負じゃないですか。誰が来ようが、スタート始まったら、そうなんで。周りっていうよりも、自分と自分の体と相談しながら、最終的にどこで投げるか分からないですけど、任されたところでしっかりと投げるだけだと思いますし、結果残すだけだと思ってるんで」と気に留めなかった。

3連投は状態の良さの証し。田村、豆田、甲斐野ら抑え候補が複数いる中、開幕を見据えて準備を続ける。

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