阪神岡留英貴投手(24)が4試合連続無失点で、開幕ブルペン入りへアピールした。8回に6番手で登板。5番後藤を空振り三振に仕留めると、続く板山は遊飛。最後はスライダーで石橋から見逃し三振を奪い、1回をピシャリと抑えた。

「しっかり投げきろうと思ったところに投げきれたり、カウントを取るときに取れたり、やりたいことができて良かった」

紅白戦を含めた実戦4試合で計5回を投げ、2安打無失点。指揮官は「こんだけ抑えたら、そらもう使わんとしょうがなくなってるわ、こっちものお。これ使わんかったら怒られるよ、俺」とにんまりだ。勝ちパターンでの起用方針か問われると「まあ、1点差で負けてる時のピッチャーにしとくわ(笑)」と現状の立ち位置を表現。競った場面でも十分に任せられる力を感じ取った。

昨季1軍デビューを果たした大卒3年目右腕は「自主トレでオフシーズンやってきたことを継続できている。これからオープン戦も続いていくので、課題をつぶしていけたら」と力を込めた。

【スコア】オープン戦 スコア速報>>