広島は開幕投手の九里が先発し、3回無安打1四球無失点と順調な仕上がりを披露した。打線は2点ビハインドの終盤、いずれも途中出場の堂林、久保がソロを放ち、同点に追いついた。試合後の新井貴浩監督(47)の談話は以下の通り。

-九里投手について

新井監督 まったく問題なしでしょう。ナイスピッチングだったと思いますよ。あとは開幕に向けて調整してほしい。ナイスピッチングです

-DHを外した

新井監督 投手もバッターボックスに立つ練習をしておかないとね。ケースによってはバントしないといけないケースもある。投手もバッターボックスに立たせときたいと思って、DHを使わなかった。

-投球回3回は本人の希望か

新井監督 全部、彼に任せている。当初から3イニングで決まっていた。ピッチングコーチと相談して、任せている。

-久保選手が攻守にアピール

新井監督 非常にいいものを見せてくれましたね。守備もすごいプレーがあったし、バッティングも力強い真っすぐを仕留めて、彼の成長をすごく感じました。

-開幕1軍に近づいたのでは

新井監督 それだけのものを見せてくれている。

-中継ぎ陣は無失点投球が続いた中で、矢崎投手は2本の本塁打を浴びた

新井監督 みんないいピッチングだったと思いますよ。矢崎は今まで失点ゼロだったでしょ。逆に良かったんじゃない。あまりオープン戦を無失点で開幕を迎えるというのは、ちょっと気持ち悪いものがあるかなと思うので、点を取られて逆に良かったんじゃないかな。

-開幕まで1週間。気持ちの高ぶりは

新井監督 特にありません。オープン戦はオープン戦。本番は本番。あくまでオープン戦は、投手野手含め主力は調整の場、若手にとってはアピールの場。勝ち負けは関係ない。ドウ(堂林)もナイスホームランだったし、若いシュウ(久保)もすごくいいものを見せてくれたので、いい日だったと思います。

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