ソフトバンクがリーグ3連覇中のオリックスに開幕カードで勝ち越した。小久保裕紀監督(52)にとっては亡き母にささぐ1勝だった。

3月31日は17年に70歳で死去した母利子さんの命日。今回の大阪遠征の前には仏壇に手を合わせて必勝を誓っていた。小学1年の夏、野球をやめたいと泣きを入れたところ「男なら1度決めたことは最後までやり通せ」と怒鳴りつけられた。自分と野球をつなぎ合わせてくれた感謝は今でも忘れていない。試合前に「もちろん勝って報告できれば」と思いを込めて臨んだ一戦だった。

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