阪神森下翔太外野手(25)がプロ初のシーズン全試合出場でレギュラーシーズンを締めくくる。

3年目の今季はここまで142試合出場。チーム最多の140試合でスタメンを張っている。最終戦の2日ヤクルト戦(甲子園)もグラウンドに立てば全試合出場。「初めてなのでケガなく最後までやりきることが一番。CSもありますけど、最後に来てくれる人がいる。いい姿でペナントを終わりたい」。1日は甲子園で全体練習に参加し、着々と準備を進めた。

この日は同学年の川原、野口を含むチームメート7選手が戦力外通告を受けた。特に同い年の選手たちには特別な思いがある。「まだ年齢も若いですし、他の球団が取ってくれる可能性もある。その時にまた1軍で戦えたらいい。まだまだここから。終わらないでほしい」と力を込めた。

プロ野球界の秋は寂しい季節だ。「厳しい世界だと改めて思う。結果を残し続けられるかを自分が一番に考えないといけない。その中で仲間が助けてくれたり、支え合って一緒に高みを目指すところも。同じチームじゃなくても高め合うことはできる。2人だけじゃなくいろんな人に頑張ってほしい」。チームを去る仲間の思いも胸に、グラウンドに立ち続ける。

今季の89打点、通算49本塁打はともに節目まであと「1」。球団生え抜き右打者が3年目以内に通算50号に到達すれば、82年の岡田彰布以来となる。「ホームランも打点もプラス1することは全然できる。よりいい成績で終われるようにしたい」。残り1試合、妥協はしない。【塚本光】

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