広島先発栗林良吏投手(29)が9回1安打無失点の好投で今季4勝目を飾った。3月29日中日戦以来、今季2度目となる1安打完封勝利。緩急自在に投球を組み立て、完全に阪神打線をねじ伏せた。1安打完封をシーズン2度は、72年阪神江夏以来54年ぶり。球団では初だ。

「初回をゼロで抑えられたからこその今日の投球だと思います。あそこで点を取られていたら、今日の投球はなかった。初回がすべてかなと思います」。初回1死から味方が失策し、2死後に大山に右前打を許して一、三塁とされたが、中野を中飛に仕留めて無失点。ピンチと呼べるのは初回だけだった。許した安打は初回の1本のみだった。

打ってはエレフリス・モンテロ内野手(27)が4回に5号先制ソロ。大竹の122キロスライダーを完璧にとらえ、左翼席中段に放り込んだ。6回には小園海斗内野手(25)が中前適時打を放ち、貴重な2点目を奪った。

2点あれば、栗林には十分だった。「先頭打者に集中して、ランナーを出さないように投げていた。その結果がいい方に進んだなと思う」。チームの連敗は2でストップ。栗林が止めたのは今季4度目。“連敗ストッパー”がまたしてもチームを勝利に導いた。新井貴浩監督(49)も「素晴らしい投球だった。球のキレ、制球、テンポと素晴らしかった」と絶賛した。

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