大みそかのRIZIN26大会(さいたまスーパーアリーナ)の第1試合に登場するミノワマン(44)が「スーパーハルク」の底力をみせる覚悟を示した。大相撲の元貴ノ富士ことスダリオ剛(23)と120キロ以下での5分3回での対戦を控えるミノワマンは29日、オンラインで報道陣の取材に対応。現在84キロ前後の体重であることを明かした。115キロとされるスダリオとは30キロ差以上でファイトすることになりそうだ。。

「本当にアニメとか、映画とか、ドラマとか何でもそうですが、オープニング曲のような、どーんと盛り上げるような試合がしたい」と第1試合への意識を高めたミノワマンは「体重や年齢とは、本当にその時の数字だと思う。ボクにとっては関係ない。気持ちが乗っていれば負けないと思う」と常に冷静な表情を浮かべた。

さいたまスーパーアリーナでの大みそか興行への出陣は10年Dynamite!!の泉浩戦以来、10年ぶりとなり「さいたまSAは大みそかのイメージがある。過去の大みそかの記憶、あの場の雰囲気、空気がよみがえってくる場所」と気合十分だ。特に09年のDynamite!!では無差別級で争われたスーパーハルクトーナメント決勝でソクジュを下して「世界最強超人」の称号を手にした。過去には185キロのズールをはじめ、ボブ・サップ、チェ・ホンマンとも対戦。常に無差別級の舞台で戦ってきただけに「ボクは体重自体は気にしない。体重差は強さではなく、体重の重りの差、強さの差ではない。体重差は気にしていない」と静かに燃えていた。