日本相撲協会は26日、東京・両国国技館で理事会を開き、常盤山親方(69=元関脇舛田山)と千賀ノ浦親方(59=元小結隆三杉)が年寄名跡を交換し、千賀ノ浦部屋の名称が「常盤山部屋」の名称に変更することを承認した。

先代千賀ノ浦親方の常盤山親方は、来年4月に再雇用制度の任期が終わる。千賀ノ浦親方は16年4月の部屋継承前まで「常盤山」を襲名しており、今回の名跡交換は継承時から両者間で取り決めていた。

千賀ノ浦部屋には11月場所で2度目の優勝を果たした大関貴景勝や関脇隆の勝らが所属している。貴景勝は常盤山部屋の力士として来年1月の初場所に臨み、初めての綱とりに挑戦する。