SKE48チームSが7日、名古屋のSKE48劇場で「制服の芽」の千秋楽公演を行い、松井珠理奈(19)大矢真那(25)らオリジナルメンバーを含む17人全員が出演した。

 チームにとっては、09~13年、14~16年と合計6年近くも演じてきた、代名詞のような公演。松井は「『制服の芽』を初めてやったころは、まだ中学生だった。今は大学生の年になって、制服がコスプレになる年になってしまった」と苦笑いしつつも、「私にとっては成長期みたいな公演」と、感慨深げに振り返った。

 松井は最後の公演とあってテンションが上がったのか、東李苑(19)にキスする場面もあった。松井が「めっちゃしょっぱかった。いい汗かいてた」と暴露すると、北海道出身の東は「北海道(の海の味)を堪能していただいた」と照れていた。

 公演の名場面を語り合うコーナーでは、大矢が松井に「『恋を語る詩人になれなくて』のサビで、珠理奈の後ろにいる自分が映像で抜かれたとき、珠理奈を支えて見守ってる気持ちでいた。誰よりも珠理奈の後ろ姿を見てきたのは私です」と告白した。ボケキャラの大矢から飛び出た思わぬ発言に、松井は後ろを向いてうれし泣きし、「ありがとう」と感謝した。

 14日からは新公演がスタートする。リーダー矢方美紀(23)は「来週、新公演が始まります。チームSがパワーアップできるように、楽しんで、すばらしい公演を作っていきたい。皆さんも楽しみにしていて下さい」と呼びかけた。