AKB48柏木由紀(32)が30日、東京・秋葉原のAKB48劇場で卒業公演を行った。在籍日数は歴代最多の6233日。慣れ親しんだ劇場で仲間とファンに囲まれながら、17年以上に及んだ同グループでの活動に終止符を打った。

公演終了後、この日劇場内に入れなかったファンにも最後まで笑顔を振りまいた。劇場のあるドン・キホーテ秋葉原店と、秋葉原UDXの間のスペースには、多くのファンが集結。前田敦子、大島優子ら劇場での卒業公演を終えた後に、2階のバルコニーから“最後のあいさつ”をするのが恒例となっており、この日は、17年12月26日の渡辺麻友さんの卒業公演以来、約6年半ぶりに“復活”した。

柏木は卒業ドレス姿で「まさかこんなにたくさんの方が集まってくださったと思いませんでした。改めて17年間、この秋葉原の劇場にもたくさん通いましたけど、今日が一番、すてきに見えるし、やっぱりここが私の原点だなと思いました。これからもAKB48をよろしくお願いします」と感謝した。

「17年間幸せでした。本当に本当にありがとうございました」と話すと、多くの「ゆきりん」コールが起こり、最後まで笑顔で手を振って、秋葉原の“学びや”を後にした。

 

 

AKB卒業柏木由紀、前田敦子、大島優子らと同じ“恒例”バルコニーあいさつ「17年間幸せでした」