嵐が10日、都内で行われた「がんばれ!ニッポン! JALスペシャルイベント」に出席。

 女子レスリング55キロ級の吉田沙保里(33)とのミニスポーツゲーム対決を制した。

 嵐の5人と、吉田、車いすテニスの上地結衣(21)、元女子体操日本代表の田中理恵(28)ら「オリンピアン・パラリンピアン代表チーム」と3つの競技で対戦した。大野智(35)が「僕らもデビューして16年。番組などで一応体を動かしてますから。結構自信があります」と意気込むと、吉田も「こっちは霊長類最強がいますから」と自身を引き合いに、対決前から火花を散らした。

 バランスボール対決では、田中が元体操選手のバランス感覚を生かして、松本潤(32)との一騎打ちを制したが、続く車いすフリースロー対決では、バスケ部出身の相葉雅紀(33)の活躍などで嵐チームが勝利した。

 1勝1敗で迎えた、最終「ラグビーボーリング」対決では、小学生時代に2年間ラグビーをやっていたという櫻井翔(34)が見事な投球でピンを倒した。これには、7人制ラグビー日本代表の合谷和弘も「すごい」と舌を巻いて、嵐チームが勝利した。松本は「みなさんを応援しに来たのに申し訳ありません」と恐縮していたが、吉田は「すごくいろいろな競技できて楽しかった。盛り上げていただいたので、リオでも頑張ります」と笑顔を見せた。

 同イベントでは、11日から放送の新CMもお披露目され、キャンペーンソング「ユメニカケル」も披露。櫻井は「あと半年でリオ五輪パラリンピックになりました。今まさに出場権を獲得しようとする選手もたくさんいます。楽曲で少しでも、みなさんの背中を押せればと思います。嵐5人、活躍を期待しています」と話すと、吉田も「日本選手団一丸となって頑張ってきます。私もリオでの4連覇がないと次の東京はない。頑張ります」と意気込んでいた。