90年代に活躍したロックバンドMOON CHILDのボーカル、ササキオサム(45)が、全盛期の収入や解散理由などについて語った。

 ササキは26日深夜放送のテレビ東京系「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」に出演。デビューから1年半後の97年に発売したシングル「ESCAPE」が約60万枚を売り上げるヒットとなり一躍人気バンドとなったが、当時は給料制で「そんなには頂いてないです。月16(万円)でした」と明かした。

 番組では、歌唱および作詞・作曲を手掛けたササキに入る印税は売上の5%として「約2950万円」だと試算したが、ササキは歌唱印税は売上の1%だったとし、さらにそれをメンバーや事務所と分け合っていたとした。

 同バンドはブレイクから2年後の99年に解散。ちょうど契約が切れる時期で、話し合いも行われたという。しかしササキは「僕は作曲とか作詞をしてて、地方にライブに行ってみんなが遊んでいる時に1人だけホテルに帰って書かなきゃならなかったりして、そういうのをねたんじゃって」と、仕事量の差についての不満からメンバーとの関係がギクシャクしてしまい、解散を選んだと明かした。