星野源(36)が、大みそかのNHK紅白歌合戦(総合で午後7時15分)リハーサル後、総合司会の内村光良が非常に緊張していると明かした。

 星野はリハーサルで「Family Song」を情感たっぷりに歌い上げた。歌唱後「NHKホールが昔から、すごい大好き。3回目の出場をさせていただくんですが、ものすごく歌いやすくて気持ちいい」と笑みを浮かべた。

 一方で「リハーサルまでは大丈夫。そんなに緊張せずに今日は臨めたけれど、本番は分からない」と口にした。この日、内村が率いるNHKのコント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」のスタッフが舞台裏におり、話をしたといい「内村さんが、かなり緊張されているとお話を伺った。内村さんの緊張を受け取るように(本番は)内村さんと一緒に緊張します」と笑った。

 16年は、TBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の主題歌「恋」の人気が沸騰し、主演の新垣結衣らと踊る“恋ダンス”が社会現象的なブームとなった中での紅白歌合戦出場となった。17年について聞かれると「(16年末に立てた)17年の目標は『あまり無理しない』だったんですけど、意外と無理してしまった分、仕事は楽しかった。好きな仕事…音楽と役者を突き詰めていきたいと改めて思った」と振り返った。

 「恋」を歌った16年末と今を比較したら? と聞かれると「(ムーブメントは)まだ続いている。『恋』は好きな曲なので…いまだに、例えば学校の横を散歩していると(生徒が)踊っていたりする。すごいなと思って。メチャクチャうれしいこと。自分がメチャクチャ面白い曲だなと思っている曲で、各地で踊っていただくのはメチャクチャうれしい」と喜んだ。

 18年の目標を聞かれると「遊びたいなと…。仕事でもプライベートでも。プライベートで旅行に出掛けるというのが、今年は1回も出来なかったので、来年はどこかに遊びに行ったり…日本の名所に行ったことがないので、全都道府県に行きたい」と語った。

 今年を一文字で表すと? と聞かれると「『国』。ツアーで全国を回ることが出来たのと『恋』という曲で知っていただけた。日本全体を意識した1年でした」と振り返った。【村上幸将】