東京・国立劇場の初春歌舞伎公演「通し狂言 世界花小栗判官」(27日まで)が3日に初日を迎え、尾上菊五郎(75)らが鏡開きを行った。

 菊五郎は「お正月らしいにぎやかな、華やかな舞台です。序幕から大詰めまでご声援のほどよろしくお願いします」とあいさつした。尾上菊之助(40)は、箱根駅伝での母校青学大の優勝について、公演後「選手の力走する姿、母校の活躍を見てとても励みになりました。私も卒業生として活躍できるように努めたい」とコメントした。ほかに中村時蔵、尾上松緑も出席。