女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の22日放送の第143話が20・3%(関東地区)だったことが23日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第114話の22・5%。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 あらすじは、隼也(成田凌)に召集令状が届き、てん(葵わかな)はショックを受ける。風太(浜田岳)は、隼也が入隊する前にてんと少しでも話す時間を作ろうと川崎へ隼也を連れ戻しに向かった。隼也は1人で実家のてんの元にあいさつと父の仏壇へ手を合わせに帰ってきた。そこで嫁つばき(水上京香)と息子の藤一郎の面倒をお願いする。その夜、久しぶりに親子二人と駆けつけたリリコと出征祝いの夕食を囲む、という内容だった。