90年代に絶大な人気を誇った5人組米男性アイドルグループ、イン・シンクが4月30日、ハリウッドの殿堂入りを果たした。

 ハリウッドのウオーク・オブ・フェームに名前入りの星形プレートを刻む式典が行われ、ジャスティン・ティンバーレイク、ジョーイ・ファトゥーン、クリス・カークパトリック、ランス・バス、JC・シャゼイの5人が再集結した。イン・シンクは02年に惜しまれながら活動を休止して以降、新曲の発表やパフォーマンスは行っていない。

 13年に行われたMTVビデオ・ミュージック・アワードにそろって出席して以来、公の場にそろって姿を見せるのは5年ぶりだが、「5人がそろうことは珍しいが、会えば昔のまま時間が進んでないような気がする」と久々の再会を喜んだ。

 登壇したティンバーレイクは「思い出や一緒に過ごした時間が家族にしてくれた」と語り、メンバーは自分にとって大切な存在だとスピーチ。バスは、「この星はファンや一緒に仕事をしてきた仲間、スタッフ、家族、友人皆のもの」と語り、今も再結成を望むファンたちを喜ばせた。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)