アカペラグループのclearance(クリアランス)が26日、日刊スポーツ(大阪市北区)に来社し、この日発売の新アルバム「ナチュラル セレクション」(税込3000円)をアピールした。

 同グループは大阪学院大時代のアカペラサークルを中心に結成された男女5人組。今年結成15周年を迎えるが、リーダーでボーカル担当の国代哲は「15周年記念ではあるけど、記念アルバムとは見ていません。今、まさに進化している、その今が全部詰まったアルバムです」と力説。オリジナル全13曲を収録した「ナチュラル セレクション」は、ダーウィンの進化論の自然淘汰という意味を込めて付けたという。

 「サウンド面にも挑戦しています。音を重ねたり、加工を凝って、機械音を入れたり…。常に新しいことにチャレンジしていくアカペラグループでありたい」

 7月21日には母校の大阪学院大で、米国の名門イェール大学のアカペラグループとコラボコンサートも予定されている。進化し続けるクリアランス・サウンドに注目だ。