俳優吉沢悠(40)が22日、都内で、主演映画「ライフ・オン・ザ・ロングボード 2nd Wave」(喜多一郎監督、31日公開)公開前特別イベントに出席した。

同作は、定年後に突然サーフィンに取り組み始めた中年男性の第2の人生を、大杉漣さん主演で描いた05年公開「ライフ・オン・ザ・ロングボード」の世界観を引き継いだ作品だ。吉沢は、サーフィンの才能がありながら夢への挑戦から逃げ出したが再挑戦し、サーフィンを通して自分と向き合い人生の輝きを取り戻す梅原光太郎を演じる。

リアリティーを追求する喜多監督から「どれだけ鍛えられるのって聞かれた」ことを明かし、「ウエートだとサーフィンと違う筋肉がついてしまうので、自重トレーニングをしました。ぜひ、背筋をスクリーンで見て欲しいです」とアピールした。この作品のためにサーフィン合宿も行った。この日、実際にサーフィンのデモンストレーションも披露した。

イベントには馬場ふみか(23)松原奈佑、南美沙、喜多監督(62)主題歌担当TEE(36)も登壇した。

ヒロイン役の馬場は、この作品のために運転免許を取得した。「事故ったらどうしようと心配でした。海に突っ込みそうなのもあった」とエピソードを明かし、喜多監督は「吉沢くん以外はだれも乗らなかった」と笑った。

喜多監督は「前作に出演した大杉漣さん、小栗旬君は、映画出演後の趣味にサーフィンと書いてくれた」と話し、吉沢に視線を送った。吉沢は「この映画と出合って(サーフィンの)違う楽しさを知れたので、続けていきたい」とほほ笑んだ。