山下智久(34)が、動画サービスHuluの世界規模配信大型ドラマ「THE HEAD」(来年春配信予定)に出演することが17日、分かった。南極の科学研究基地を舞台にした極限サバイバルミステリーで、全編海外ロケ、全編英語のせりふに挑戦する。

同作は、米の大ヒットドラマ「HOMELAND/ホームランド」のエグゼクティブ・プロデューサーを務めたラン・テレム氏が製作総指揮を務めるオリジナル作品。辺境の地にある南極科学研究基地で、極限状態に置かれた10人の越冬隊員たちが、壮絶な心理合戦を繰り広げる。山下は、スペインの俳優アルバロ・モルテ、英女優キャサリン・オドネリー、米女優アメリア・ホイら各国の実力派キャストたちとともに、越冬隊の1人を演じ、物語で重要な役割を担う。

山下は以前から独学で英語を身につけており、14年から放送されたフジテレビ系「大人のKISS英語」でも流ちょうな英語を披露し、米女優アンジェリーナ・ジョリーに通訳なしでインタビューしたこともある。「せりふとしての英語は心情や状況を理解し、たくさん練習した上でこそ自然と出てくるものだと思うので、しっかりと準備して挑みたいです」と話した。

撮影は年内に約3カ月間行う。「共演者の皆さんも国際色豊かなので、最初は文化の壁もあるかもしれませんが、万国共通である“心”を通じ合わせて作品を作っていきたいです全身全霊で挑みたいです」と意気込んだ。