闇営業問題に端を発した一連の騒動において、所属する吉本興業の大崎洋会長と23日に会談した極楽とんぼの加藤浩次(50)が、24日午後9時20分ごろ、都内の自宅に帰宅し、集まった報道陣の問いかけに応じた。

ー今日の進展は

加藤 いやもう、仕事して帰ってきただけなんで。

ー次に吉本の経営陣と会う予定は

加藤 スケジュールが合ってないので、そこは合わせている最中です

ー岡本社長と話は

加藤 してないです

ー松本人志とは意見が分かれている?

加藤 分かれてないです。(お互い)会社が良くなることを言っている。

ー経営陣には、次に何をいうか

加藤 そこは勘弁してください。

ー今後も話しあいはつづけていくのか

加藤 そりゃ当然。

加藤は取材陣にそう答えると、最後に「もうちょっと(テレビの自宅映像の)モザイク濃くしてよ」と、家族を気遣い、自宅に入った。

加藤はこの日午前の日本テレビ系情報番組「スッキリ」(午前8時)で、前日に行われた大崎会長との会見について「大崎会長は、自分の今の体制で何とか吉本を変えていきたいんだとお話しされました。改革案も聞かせていただきました。でも、僕は番組で言った通り『現経営陣が変わっていただかないと、僕は辞める』と(話した)」と話し、3時間の会談は平行線だったことを報告。さらに「芸人サイドの意見として伝えても、会社の考え方があって、平行線でずーっと3時間。結果として大崎会長が持ち帰らせてくれとなって、今も平行線のままです」と明かし、今後については「これから話す機会を持ちながら(決める)。僕自身の意志は固いんですと言ったんですが、『今決めることはでけへん』と言われ、分かりました、と帰ってきた」と話していた。