夏子の覚悟芝居で生きる、ヒロイン舞台24日初日

  • 自分の言葉で丁寧に受け答えする夏子に読書好きのクレバーさが感じられた(撮影・中島郁夫)

女優夏子(23)が、24日初日の野田秀樹氏作、演出の舞台「赤鬼」(池袋・東京芸術劇場)にヒロインとして出演する。TBS系「私の家政夫ナギサさん」(火曜午後10時)にも出演中の注目女優が、日刊スポーツの取材に応じた。

「赤鬼」には、野田氏が1700人以上のオーディションで選んだ「東京演劇道場」の道場生が出演する。リベンジの応募だった。

「2年前『贋作 桜の森の満開の下』のオーディションで落ちてしまいました。バレエの経験があるので少しはできると思っていたので、ショックでした。野田さんが『頭と体がつながってない』とおっしゃっていたと後で聞きました」

ジャズ、ヒップホップダンスも猛練習し、今回の出演につながった。

「もともと人前に立つことも発言することも好きではないのに、今は舞台が楽しい。始まったら誰も止められない完全な虚構の世界。怖いけど楽しいです。120%で稽古しています」

1年前の初舞台で、芝居で生きる覚悟を持った。

「子供のころは将来の夢を聞かれても冷めた答えをしていました。今では、表現できたら何でもやりたい。アクションも殺陣もやってみたい」

天職に出会えた夏子、飛躍の年になりそうだ。

◆夏子(なつこ)1996年(平8)9月3日、東京都生まれ。「SEDA」専属モデルで注目され、16年フジテレビ系「世にも奇妙な物語 秋の特別編」で女優デビュー。19年に出演したKing GnuのMV「The hole」は再生回数2500万回以上。今年10月、主演短編映画「TOKYO TELEPATH 2020」公開。インスタグラムでは絵も披露。164センチ。