「令和最高の美ボディ」ことタレント雪平莉左(28)が、自身2度目の“大バズリ中”だ。7日に行われた井上尚弥-ノニト・ドネアのプロボクシングWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王座統一戦でリングガールを務め、「あの美女は誰だ!」と話題に。SNSのフォロワーは計11万人も増え、4月に発売した初の写真集「とろける。」(集英社)の売れ行きも好調だ。

このほど日刊スポーツのインタビューに応じた。

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井上-ドネア戦で一夜にして、注目の存在となった。1度目の“大バズリ”は20年。川口春奈(27)、広瀬すず(24)らが表紙を務めたことがある雑誌「東京カレンダー」のWEB版企画「東京プールラバー2020」だった。初グラビアで美ボディーを披露し、多くの反響を集めた今回のリングガールは、それを上回る反響だという。

「大バズリですよね(笑い)。試合を見てくださった人、その後のニュースで知ってくださった人、いろいろな連鎖があって、今回のバズリにつながったのがすごいうれしいですね。インスタグラムは約8万人、ツイッターは約3万人、フォロワーが増えました。なので翌日起きた時に、インスタグラムがバグったのかなって思いました(笑い)。まだあんまり実感がなくて、本当にこの数字のフォロワーなのかなって思っています」

SNSのフォロワーだけでなく、知り合いや地元の友人からの反響も大きかったという。Amazonプライムビデオで配信された試合では、戦う2人の姿に胸を打たれ、涙をする場面も映った。初の世界戦のリングガールとなったが、刺激ももらったという。

「いろんな感情ですごい胸がいっぱいでした。やっぱり応援してくれる人に感動や喜びを与えるというのは、芸能にも共通しているかなと思うので、私も『応援していてよかったな』とか、『応援していて楽しいな』って思ってもらえる人になりたいなと思いました」

井上は、年内の4団体統一を目標に掲げている。雪平は「世界戦にリングガールとして立てるのも、人生でなかなか経験出来ないことだと思うので、もし、次があるなら…」。その言葉には、リベンジへの思いが含まれている。

「芸能のお仕事をしていても、さいたまスーパーアリーナ規模の会場に立つのが初めてで、すごく緊張しました。もっと表情の練習をして、もし次の機会に恵まれたら、リングガールとして華を添えられたらと思っています」

一方、4月に発売した初写真集「とろける。」は、発売3週間で重版決定と好調。今回の試合後にも、各販売サイトで「売り切れ」が続出した。

「各種サイトで在庫切れの状態になっているので、すごいありがたいなと思っています。2度目の重版を待っています(笑い)」

今年はすでに複数の漫画雑誌などで表紙を飾った。21日発売の「FLASH」(光文社)では、自身初の表紙、裏表紙を同時に飾る。

「今はグラビアのお仕事をたくさんいただいているので、グラビアのお仕事をやっていると知ってくださればうれしいです。表紙もやらせていただいているので、それを見て、リングガールの時とは違った魅力を感じてもらって、より一層好きになっていただければと。他にもゴルフ、競馬関連の番組にも出演させていただいているので、そういうのでどんどん私のことを知ってくださったらと思います」

今後も「需要があるなら」グラビアは続けたいという。最近は演技の仕事など、活躍の場を広げている。憧れの人物は、女優井川遥(45)だ。

「リングガールの反響が、お仕事につながっているなって実感しています。すごいありがたいですし、このチャンスを逃さずに、いただいたお仕事で結果を残したいです。今年も残すところあと半年になりましたが、パッと見て『この子、グラビアで売れっ子なんだ』って分かるくらい、表紙もたくさん飾りたいです。他にも、演技やモデルさんのお仕事に挑戦していきたいと思います。グラビアとは違う魅力を見せたいです!」【佐藤勝亮】

◆雪平莉左(ゆきひら・りさ)1994年(平6)6月17日、愛知県生まれ。地元で一般企業に就職、レースクイーンの活動も経て、20年に本格的にグラビアを始める。テレビ朝日系「テレビ千鳥」などにも出演。趣味はゴルフ、競馬。特技は腹筋を割ること、いちごの大食い。164センチ。血液型AB。

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