1962年に亡くなった伝説のセックスシンボル、マリリン・モンローを主人公にしたネットフリックスの映画「ブロンド」を巡って主演の女優アナ・デ・アルマス(34)のアクセントが批判されていることを受け、モンローの遺産管理団体がアルマスの起用を擁護した。

9月28日に配信が開始される本作の予告編が公開されると、モンロー役に抜てきされたアルマスのルックスが完璧だと話題になる一方、キューバ出身であることからその訛(なま)りがモンローの話し方ではないとの批判が噴出していた。

遺産管理団体を傘下に持つオーセンティック・ブランズ・グループのトップ、マーク・ローゼン氏は、「マリリン・モンローはハリウッド、そしてポップカルチャーのたぐいまれなアイコンであり、世代と歴史を超越している。この役に挑戦する俳優は誰もが重責であることは分かっている」とのコメントを発表し、予告編を見る限りアルマスの起用は素晴らしいと述べている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)