元警視庁警部補・牛島寛昭氏(65)が24日、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月~金曜午前5時)にゲスト出演した。

牛島氏は、2018年(平30)に死刑執行されたオウム真理教の松本智津夫元死刑囚(執行時=63、教祖名麻原彰晃)に手錠をかけたことで知られる。

パーソナリティー生島ヒロシ(72)と「ルフィ」などと名乗る班員が逮捕された広域強盗殺人事件について話し合った。

牛島氏はフィリピンから強制送還され逮捕された4人の携帯電話のデータ復元がどこまで可能か、レンタカーや指紋、防犯カメラなど証拠が残るものに対しての犯罪者側の対応について言及。「今回は、たまたまレンタカーのナンバーが防犯カメラに映り込んでいたので、逮捕にまでたどり着いた。今回のことで、犯人がナンバーを変えたりするようになっていく。犯罪者も“進化”している。30、40年前は指紋が決め手になったが、その後はDNA、そして今はカメラになっている。その辺が課題」。さらには「実行の前に犯人たちは下調べする」と話して、不審な人物をチェックする“町内見回り隊”の強化など具体的な提言も飛び出した。

また犯人グループの背後について、牛島氏は「背後に反社がいると考えている。オレオレ詐欺とかも、上には反社がいた。実行犯には、組員は使わない」と“犯罪のプロ”の存在を指摘した。

今月9日に続き、2回目の番組登場となった牛島氏。新聞・雑誌のコメントやテレビ出演のオファーが増えたことから、取材・出演の窓口を生島が会長の芸能事務所「生島企画室」が担当することになった。

牛島氏によると、1995年(平7)のオウム真理教の教祖だった松本智津夫元死刑囚麻原の逮捕当時に、テレビのワイドショーが連日、時間を割いて問題を論じていた。その中でひときわ、舌鋒(ぜっぽう)鋭く切り込んでいたのがフジテレビ系「おはよう!ナイスデイ」の司会者を務めていた生島だったという。

生島は「たたき上げの牛島さんの経験・アドバイスは、必ず防犯の役に立ちます。凶悪犯罪から身を守り、少しでも日本を暮らしやすくするお手伝いが出来ればうれしいです」と話している。