漫画家やくみつるさん(64)が10日、TBSラジオ「土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送」(土曜午前9時)に出演。日本テレビ系ドラマ「セクシー田中さん」の原作改編を訴えた後に亡くなった漫画家芦原妃名子さんをめぐり、その後の企業の対応についてコメントした。
やくさんは「私の漫画は時事漫画で違うジャンルなので、全く同じことは想定できない」とした上で、「時事漫画だと、載せる載せられないでもめることが3年に1回くらいある。事実誤認に基づいていると指摘があれば引っ込めるけれど、『だれそれに忖度(そんたく)して』というような理由で掲載を拒否されると当然、抗議するわけです」と過去の経験を語った。
また「そういう時に感じるのは、組織に守られている人はまず個人名が出てこない。クライアントさんがこう言ってる、じゃあどこの部署の誰なんだと。それを明らかにしてくれと。でも絶対出てこないんですね」と企業とのやりとりにおける作家側の苦労を明かし、「『とにかく個人名を出してくれ』と言っている。公にならずとも、少なくとも当事者の間では交渉ごとの際は『個人名を出してくれ』と常に言いますね」と話した。
芦原さんの件をめぐっては「プロデューサー氏が、とか、小学館が、とか、あるけど、『だれとだれの連絡で』というのは、ニュースに名前は出さずとも当事者の間では共有して欲しいなと。じゃないと個人は必ず組織の下に隠れてしまう」と訴えた。



