音楽劇「TARKIE」が8月22日に東京・有楽町よみうりホールで幕を開ける。

日本のレビュー草創期に松竹少女歌劇団のスターとして活躍したのが“タアキイ”こと水の江瀧子。そのライバルだった笠置シヅ子や戦後の日本を「リンゴの唄」で明るく照らした並木路子ら、戦前戦後のスターたちの人生をダンスと歌で描く。

さくらは並木路子を演じる。「並木路子さんは私のイメージでは暗い戦後日本に現れたスター。戦後のつらい環境、そして並木さん自身の明るさと歌で人を元気にしようという志、それを表現できたらいいなと思っています」と意気込みを明かした。

音楽劇だが、さくらが常々「苦手です」と公言するダンスもある。「ヘンテコなダンスを披露したり、一拍遅れる私の運動神経の悪さを皆さまにお披露目することがないようにこれから一生懸命に頑張ります」。猛レッスンを覚悟する一方で「歌はお任せくださいと言いたい」と歌唱には自信をみせた。

舞台稽古は7月にスタート。それまでにすることは「ダイエット」だという。「元宝塚のスタイルの良い皆さまに囲まれて、私が“身長低いぽっちゃり型”だったらすごく目立つ。だから見苦しくないように備えておきます。とか言いつつ、昨日も夜食を食べまくっちゃって大変ですよ~。食べるのが大好きなんです」と笑い飛ばした。

そしてあらためて「見に来てくださる方に『TARKIE』の世界観に没頭してもらえるような演技やダンス、歌ができたらいいなと思います」と気合を入れた。

さくらといえばこぶしを回した爆発的な歌声が持ち味だが今回は封印するという。「並木さんの世界観や雰囲気を出すために、ご本人に似せて歌うようにします。リズムの取り方や息継ぎをする場所、節の付け方などを身に付けるために、並木さんのCDを存分に活用しています」と早くも役作りに取り組んでいる。

東京公演は8月30日まで同所で。大阪公演は9月3~6日までCOOLJAPAN PARK OSAKAで開催する。