JRAが海外競馬発売対象レースの拡大を発表しました。これまでの32競走から84競走増えて116競走に。9月5日からの適用が予定されています。
キングジョージに挑んだマスカレードボールとヴェルテンベルクは残念でしたが、夏以降も日本調教馬の挑戦は続きます。
シックスペンスとシュトラウスの2頭が、8月16日(日曜)に行われるG1ジャックルマロワ賞(ドーヴィル、芝1600メートル)に参戦予定。英国ですでに2戦を消化するサトノレーヴは8月22日(土曜)のG1シティオブヨークS(ヨーク、芝1400メートル)が次の目標と伝えられており、アドマイヤテラとメイショウタバルが遠征を決めているG1凱旋門賞(パリロンシャン、芝2400メートル)はすでに日本での馬券発売が発表されています。
発売の拡大によって凱旋門賞と同日に行われる3歳以上牝馬限定のG1オペラ賞(パリロンシャン、芝2000メートル)と、芝1400メートルで行われるG1フォレ賞(パリロンシャン)も発売が可能になりました。前者は18年にラルク、21年にイカットが挑戦(ともに着外)、後者は過去にのべ4頭が参戦し、矢作厩舎のエントシャイデンが21年と22年に3着に健闘しました。
米国を目指す馬たちのスケジュールも発表されています。
フォーエバーヤングは9月18日(金曜)のG1ジョッキークラブゴールドカップ(ベルモントパーク、ダート2000メートル)に出走、これをステップに、連覇のかかる10月31日(土曜)のG1ブリーダーズカップクラシック(キーンランド、ダート2000メートル)に向かいます。また、5月のG1チャーチルダウンズSを完勝したテーオーエルビスも10月31日(土曜)のG1ブリーダーズカップスプリント(キーンランド、ダート1200メートル)に出走を予定しています。Jpn1さきたま杯快勝のロードフォンスも10月31日(土曜)のG1ブリーダーズダートマイル(キーンランド、ダート1600メートル)参戦を視野にいれています。
馬券は発売されませんが、大井競馬所属のフィンガーも8月22日(土曜)のG1パシフィッククラシックSをめざしています。
ジョッキークラブゴールドカップ、ブリーダーズカップのスプリントとダートマイルは今回の変更によって発売可能となった競走。注目のジョッキークラブゴールドカップにはマグニチュード、ソヴリンティ、バエザなど現地古馬の一線級がエントリーしています。
南半球へ遠征する可能性がある馬は2頭。ダノンデサイルは天皇賞・秋と両にらみながら、今年はフレミントン競馬場に場所を移して行われる10月24日(土曜)のG1コックスプレート(芝2040メートル)を候補に挙げていて、スティンガーグラスは11月3日(火曜)のG1メルボルンカップ(フレミントン、芝3200メートル)に鉾先を向けています。
メルボルンカップは20年の法改正で、発売対象レースから外されていましたが、今回無事復活。後者では日本にはない最大24頭立てのハンデ戦を楽しむことが出来そうです。
(ターフライター奥野庸介)
※レース成績等は2026年7月30日現在



