東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会は16日、東京・臨海副都心エリア「トーキョーウオーターフロントシティ」と銘打ち、パラリンピック競技を中心としたスポーツ体験コーナーを予約制で開設すると発表した。

組織委によると、パラリンピック開幕日の24日~9月5日まで、毎日午前10時~午後8時までの予定で開設する。来場者は都内在住者に限定。2時間につき、各1000人限定で受け付ける。予約受け付けは23日午前10時から公式サイトで開始する予定。入場時の検温実施や手指消毒の徹底、原則マスク着用など、新型コロナウイルス感染症対策を徹底した上で実施するとした。また、エリア内の取り組みのオンライン配信も行う予定だ。

一方、同エリア内にある「夢の大橋」に設置される聖火台については、五輪期間中同様、来場自粛を呼び掛けた。

五輪期間中は同エリアでのオフィシャルショップ設置やライブパフォーマンス披露、飲食提供などを予定していたが、いずれも実施を取りやめていた。組織委はパラリンピック期間中の計画について、「感染状況を見ながら、五輪閉会後に決定する」としていた。