新天地で再浮上のきっかけを探る。栃木から埼玉へ移籍して2場所目の小田倉勇二(38=埼玉)が準決9Rの番組で平原啓多の名前を見つけ「自分が前回り。埼玉の選手として頑張りたい」と好スパートへ腕まくりした。

ダッシュを武器に、かつてチームスプリントで栃木チームをG1寛仁親王牌に導いた。ビッグ戦線を席巻する真杉匠(栃木113期S級1班)の師匠として、今でもアドバイスを送る。

その実力者がこの春先、埼玉への移籍を決断した。「息子が埼玉の高校で自転車部に入った。けっこう頑張っていて、飯田威文さんや太田真一さんにも指導していただいている。その関係で埼玉へ。自分は埼玉に来て弱くなったと思われないようにやっていく」。その思いを体現するには、やはり力走するのが一番。迎えた準決9Rは今節競走得点トップの平原啓多を従えて、果敢に踏み込んでいく。