サッカー日本代表MF中島翔哉(24=ポルティモネンセ)が、森保ジャパンの初陣となったコスタリカ戦から一夜明けた12日、中部国際空港から出国した。

台風21号の影響を受け、出発地が関西国際空港から変更となり、この日朝、大阪から名古屋に移動しての出国となった。3-0で快勝したコスタリカ戦では、中島は2得点に絡む活躍ぶり。映像でハイライトを見返したことを明かし「もちろん、まだまだ良くしていく所はあると思いますけど、しっかり勝てたのは良かった」と振り返った。

後半のMF南野拓実の2点目は中島、MF遠藤航、MF南野とリオデジャネイロ五輪に出場したメンバーの連係から生まれた。A代表でリオ世代台頭ののろしを上げ「年齢的には若いわけではないと思ってますし、五輪に出た選手達が中心になってやっていかなくてはいけないと思う」と責任感も口にした。

今回の国際親善試合は、ワールドカップ(W杯)ロシア大会に出場した海外組は招集されていない。それだけに「しっかりとそれぞれの選手がレベルアップしていくと思うので。自分もうまくなっていきたい」と話した。解散の際、森保監督からは「所属チームでレベルアップしていこう」との言葉があった。中島は「まずはサッカーを楽しんで、よりうまくなっていければ」と所属クラブでの戦いに目を向けた。