日本代表MF柴崎岳(26=ヘタフェ)が8日、新潟市内でワールドカップ(W杯)ロシア大会の経験を生かした森保ジャパンの道筋を示した。
国際親善試合キリンチャレンジ杯(12日パナマ戦=デンカS、16日ウルグアイ戦=埼玉)に向けた合宿初日。W杯ロシア大会の主力メンバーは今回初めて招集された。この日、柴崎は森保監督と話し込み、状態の確認を行ったという。
所属のヘタフェでは4試合連続ベンチ外。実戦から遠のいているが「個人的には問題ない。やってみないと分からない部分はあるけど、考えているビジョンがあるし、ピッチに立ったら表現するだけ」。W杯ロシア大会ではボランチとして全4試合に出場。攻撃的な位置もこなせるが、森保ジャパンでも「個人的にはボランチの選手だと思うし、自分のやりたい位置もボランチ」と言い切った。
W杯16強で得た経験値は大きい。悔しさを経験したからこそ、新生日本代表に必要なものも見えてきた。
「W杯の時、いろんな状況に対応できる選手がたくさんいないといけないと思った。競争力のある日本を作り上げたい。W杯メンバーは23人だけど(大枠の)30人ぐらいの中で誰が出ても変わらないチームを高いレベルで作り上げる。一丸とならないとベスト16は突破できない」
4年後、カタール大会に向けた再出発。東京五輪世代のMF堂安やDF冨安ら若手も招集されている。今回の2試合は柴崎やDF吉田、長友らロシア大会の主力も加わる。新たな1歩に柴崎は「新チームの立ち位置を知ることができるいい機会」とうなずいた。
プラチナ世代のボランチも26歳。引っ張っていく存在となった。「過去のことを忘れて、1から築いていかないといけない。ピッチで示して代表としての立ち位置をつかんできいきたい」。一言一言に柴崎の強い覚悟がにじんでいた。

