MF鎌田大地(25=Eフランクフルト)が、9月の悔しさをぶつける。敗れたオマーン戦では先発しながらも、持ち味を出せないまま途中交代。

ヤマ場となる2試合を前に「前回と違うのは、1番は気持ちの面。絶対落とせない。気持ちの面で追い込まれている」と、芽生えた危機感を口にした。存在感を増していたMF久保建英が負傷で招集外となり、鎌田にかかる期待と重圧はより大きい。

2次予選との違いも実感した。トップ下で得点を生むプレーを求められる中「真ん中にパスが入ったときに激しくくる。ワンタッチで落とすとか(工夫を)していかないとだめ」と、日本の武器の1つである近い距離感での細かいパス回しをより高精度でこなす準備が必要だとした。

アジアの盟主としてのプライドもある。欧州でプレーする選手が増えたことで球際の強度も上がったが、逆に普段は反則にならないプレスで笛を吹かれる感覚もある。それでも「そこで合わせていても先につながらないし、成長にならない」。W杯で8強を目指すチーム。視線は常に上を向いていなければならない。「いつもの強度で、圧倒的な差を見せつけないとだめだと個人的に思う」と、世界基準をアジアに知らしめるくらいの気概だ。

9月シリーズでは自身の去就など、ピッチに集中し切れない状況もあった。「気持ちもしっかり整理をつけて、パフォーマンスも戻ってきている」と断言。日本代表に鎌田ありと、もう1度、力を証明したい。【岡崎悠利】

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