ガンバ大阪のU-20(20歳以下)日本代表MF堂安律(19)が23日、オランダ1部フローニンゲンへの期限付き移籍について会見を開いた。以下、一問一答。
堂安 このタイミングでオランダのフローニンゲンに行くという決断をした。今年から主力として試合に出られるようになって、このタイミングで行くのは申し訳ないが、そういう状況の中でも背中を押してくれた周りの方に感謝したい。まずはレンタルでの1年間の頑張りが大事。死に物狂いで1年間やっていきたいと思っている。
-移籍決断に至った理由
堂安 5月にU-20W杯で想像以上に感じたことがあった。去年から1年間、海外に行きたい気持ちは変わりはなかったけど、5月の(U-20W杯の)大会で倍以上に(行きたい)気持ちが増えたというのはあった。
-誰かに相談したか
堂安 特に相談という相談はしていない。自分の気持ちは誰に相談しても変わらなかったし、決意があったので誰にも相談することなく決めた。
-このクラブに決めた理由
堂安 一番は熱意。自分を戦力として出場させたいという気持ちが伝わってきたので決断した。
-オランダリーグの印象
堂安 ステップアップできるリーグなのかな、というのはあった。
-欧州へ挑戦する手応えはあるか
堂安 10代で多くの選手が海外に行って失敗とは言わないが、成功とはほど遠い結果になるのは見ているけど、だからといってチャレンジしないということにはならなかった。自分が行ってチャレンジして感じることもあると思う。自分が決意を変えることはなかった。
-これから描いているキャリア像は
堂安 プランというかまずは1年間チャレンジする気持ちが強いので、この先どうなるのかは言いたくない。でも、目標としては東京五輪までにA代表に入って活躍しておきたいと思う。
-U-20W杯で想像以上に感じたというのは
堂安 技術的なところに差は感じなかったけど、外国人の選手は20歳の夏から試合に出はじめてすごい成長するという話をいろんな人から聞いた。その話を聞いて追い付くために、乗っていくために早くスタートラインに立ちたいと思って決断した。