J2東京ヴェルディが、今季限りでイタリア1部ローマを退団する元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティ(40)の獲得に動いていることが25日、明らかになった。アウェーFC町田ゼルビア戦の前に羽生英之社長(53)が交渉中であることを認め「懇意にしている関係者から『本人が興味を示している』と話があった」と説明した。

 関係者によると、トッティ側からは300万ユーロ(約3億7500万円)を示されている。羽生社長は「大きな進展はない」としながらも、スポンサーの理解を得て条件提示はしており「夢のある話。減額にも応じてくれそうだ」と続けた。

 トッティはローマからフロント入りを打診されており、米MLSのマイアミからは東京Vの約2倍の額でオファーを受けているという。本人は現在は休暇中で当面は決断を待つ形になる。