浦和レッズが敵地サウジアラビアでアルヒラルと対戦し、1-1で引き分けた。

 GK西川周作(31)が好守で最少失点に貢献した。先制したあとの前半23分、相手エースで今大会得点ランク首位のFWハルビンにフリーで至近距離からシュートを打たれたが、体を投げ出して右足でセーブ。続く33分にはMFアルファラジにふたたびペナルティーエリア内から狙われるも、今度は左足に当てて枠外へ。相手に勢いを与えなかった。

 37分に1点を許したものの、後半も強烈なミドルシュートを横っ跳びで止めるなど敵地で逆転を許さなかった。大きく点差がついてもおかしくない場面も次々と止め、アルヒラルの前に最後まで立ちはだかった。試合後は「仲間のサポートをするということに集中していた。押し込まれることも多かったけど、負けなかったのはポジティブなこと」と前を向いた。