横浜F・マリノスは延長戦の末にセレッソ大阪に逆転負けし、4大会ぶりの優勝を逃した。

 DF中沢佑二(39)は「前からアグレッシブにボールを取りにいって、選手の距離感もよかったし、ボールもよく動いて、前半はすごくよかった」と振り返った。疲れの見え始めた後半途中から流れが変わったことを認め「後半にセカンドボールが拾えなくなってから、ちょっと相手のペースになって失点してしまった。2点目がとれなかったのが大きかった」と肩を落とした。

 また、今季のチームについて「みんな頑張っていたし、一体感もあるいいチームだった」と評した。チームへの提言も忘れず「タイトルをとるためには、強い決意が必要で、いろんなものを我慢するというか、捨てなければいけないと思う」と切り出し「優勝できなかったのは、どこかに足りない部分があったから。それをもう一度確認して、一致団結してやっていきたい。みんなで同じ方向を向いてね。そういうチームになれると僕は思っているので」と話した。