サンフレッチェ広島FWパトリックが延長戦の30分でハットトリックを達成した。

 1-1の延長前半1分、中谷に後ろから倒され、この反則で中谷が一発退場。数的優位となり、同9分に左足でゴール。約7分後には川辺の浮き球に頭で合わせ、延長後半には相手のミスを突き、ダメ押し点を奪った。チームを16強に導き「パットトリック、うれしい」と自身の名前をもじって喜んだ。

 ▼延長戦だけでハットトリック 広島FWパトリックが天皇杯3回戦の名古屋グランパス戦で達成。93年のJリーグ創設以降では初のケースとなった。