清水エスパルスは終盤に猛攻を見せたが、運にも見放された。

2点を追う後半31分、FW北川航也(22)が抜けだし、右足でネットを揺らした。若きエースの10試合ぶり得点でチームも勢いづくと、同38分にDF立田悠悟(20)が放った右足の強烈ミドルは左ポストに直撃。同ロスタイムにはFW村田和哉(29)のシュートは右ポストに弾かれた。再三の決定機を作ったが、反撃は1点止まり。FW北川は「最後までゴールに向かう姿勢を見せられたことは収穫だった」と顔を上げた。