日本プロサッカー選手会(JPFA)は12日、千葉市内のフクダ電子アリーナでJリーグクラブから戦力外通告を受けた選手などを対象としたトライアウトを開催した。

午前の部に参加したJ1ガンバ大阪のFW渡辺千真(32)を弟に持つJ2カマタマーレ讃岐のMF渡辺大剛(34)はトライアルを終え「楽しく終えることができました。すがすがしい気持ちです」と振り返った。

25分ハーフで行われた11対11の紅白戦では右MFとしてプレー。この日に合わせて讃岐の若手選手らとともにシーズン終了後も調整していたことも明かした。得点やアシストなどはなかったものの、ゴール前で味方へ惜しいパスを出す場面もあり「ゴールにつながればよかったですけど、特徴は出せたかな」と話した。

この日のトライアウトには午前、午後の部合わせ54人の選手が参加。7対7のミニゲームを約30分間行ったのち、フルコートで25分ハーフの紅白戦を1試合行った。