市場の反応は? J1鹿島アントラーズの経営権を握ることになったフリーマーケットアプリ大手メルカリ(東証マザーズ)の株価は31日、前日の終値より13円(0・45%)高い2931円で発表一夜明けの取引を終えた。

獲得タイトルが通算20冠を誇る常勝軍団を傘下に収めることが話題になり、始値は2961円(前日比+43円)。前場(午前の市場)が始まった直後の午前9時3分には、この日の高値2998円(前日比+80円)まで上昇した。

しかし、同43分には2911円まで急落して前日比マイナス7円と下回る展開に。後場(午後)のスタート時に2959円まで盛り返したものの、その後は大きな変動なく推移し、2931円で終わった。7月の終値としては、1日の2940円に次ぐ2番目の高さとなった。

前日からは微増。同社が25日に、19年6月期(18年7月~19年6月)の連結業績予想で純損益が137億円の赤字になる見通しと発表した直後でもあり、影響の単純比較はできないが、少なくとも鹿島を買収した後にマイナスとはならなかったため、一定の評価があった模様だ。

取引量を表す出来高は97万2100株。前日の61万9000株こそ上回ったものの7月では6番目で、投資家の間では、そこまで大きな反応はなかった。

メルカリは、17年に鹿島とオフィシャルスポンサー契約を締結して以来、サポートしてきた。前日30日には、日本製鉄が保有していた運営会社の発行済み株式72・5%のうち61・6%を約16億円で取得することで合意したと発表。筆頭株主となり、8月30日に株式譲渡が成立する予定となっている。同日に都内で開かれたJリーグの理事会でも承認された。