横浜FCのFWカズ(三浦知良、52)が16日、横浜市内で桐蔭横浜大との練習試合(45分×2本)に出場し、1アシストと結果を残した。

1本目を1-2で終え、カズは2本目の頭からトップ下で出場。6分にFW戸島のパスをゴール前中央で受けると、相手DF2人を引きつけ前を向きMF山本へ。パスを受けた山本がネットを揺らし同点弾をアシストした。

21分には右CKをジャンプして頭で合わせたが、シュートは惜しくもバーにはじかれた。ゴールはならなかったが、好調をアピール。試合は2本合計で2-2だった。

5月に下平隆宏監督が就任してから、ホームでの試合翌日に練習試合が組まれ、練習試合で結果を残した選手がベンチ入りをつかんでいる。

カズは、シュート場面に「あれは入れないとダメだね」と悔しがり「入れないとメンバー入りに、話にならない。アピールしないと。やり続けるしかない」と気を引き締めた。

チームは現在、J1自動昇格圏の2位と勝ち点1差の3位。残り10試合で「まだまだ、ここから頑張らないと」とリーグ終盤戦を見据えた。