東京V永井監督が離脱若手バッサリ「だからJ2」

  • 東京Vの練習に臨むFW大久保(中央)

J2東京ヴェルディが24日、東京都内での1次トレーニングを打ち上げた。1月10日に始動し、15日間で9度の2部練習で戦術を落とし込み、休みは2日間だけ。26日からは沖縄キャンプに入る。

連日のハードな練習で、体の痛みや違和感で離脱する選手が増え、最終日となったこの日にピッチで練習したフィールド選手は、わずか14人だった。FW大久保嘉人(37)、DF近藤直也(36)と日本代表経験を持つベテランが“完走”したのに対し、MF井上潮音(22)、MF山本理仁(18)ら若手の離脱が目立った。

技術にたけた下部組織出身者は多いが、トレーニングへの耐久性の部分で体の弱さを露呈した。永井秀樹監督(48)は「これぐらい(トレーニングを)できなければ、1年戦えない。J1ではできないという話です」と厳しかった。離脱すれば練習量が減り、おのずと技術や理解度の差が広がる。それだけに、指揮官は「だからこのクラブはJ2だと思います」とバッサリ。

自身が黄金期の東京Vの現役だった頃を振り返り、「ラモスさんいて、カズさんがいて、その3、4倍練習しないと抜けないと思ってやっていた。そういうのが少し足りないというのは…。うまくて、強くないといけない。J2なんだから。単純に、倍練習しないとJ1には勝てない。だからといって、たくさんやればいいだけではない。質をこだわってやっていきたい」と力を込めた。

一方、フルメニューを完走した大久保は「足に来てますよ」と言いながらも「痛いところがないし、楽しくやれている。練習の密度も濃い。戦術を落とし込むにはこれぐらいやらないとダメだと思う。上に行くんだったら、これぐらいが当たり前」とベテランの風格を漂わせた。

沖縄キャンプではJ1、J2のチームと8試合の練習試合が予定されている。第1次トレーニングを実戦で試す絶好の場となる。大久保は「たくさん練習試合をして、連係ができていければ」と心待ちにした。