J2徳島ヴォルティスは8日午前10時、公式ホームページにて、同日にホームで開催予定のV・ファーレン長崎戦(午後7時、鳴門大塚)について「現時点(8月8日午前10時点)においても、主催であるJリーグと協議をおこなっており、最終的な試合開催の可否は決定しておりません」と伝えた。

クラブ内で新型コロナウイルスの感染者が出るなど影響を受けたことで、試合の可否が当日になっても判断できない状況だ。

次の開催可否の判断は、8日午後1時をメドに発表予定としているが、状況次第では報告が遅れるなど、流動的になる可能性があるという。

クラブ内からMF藤原志龍(19)が、新型コロナウイルスに感染したことを6日に発表した。それを受けて同日に、クラブ独自で選手やチーム関係者49人にPCR検査を実施した。

保健所の指導の下、藤原の濃厚接触者とされた2人は陰性判定となり、2人以外の選手、スタッフを対象とした49人の独自検査でも陽性反応は確認されなかったという。検査結果は7日に出たが、1人が判定不能により再検査の対象となったという。その1人は念のため、8日より自宅待機となっている。

クラブは「ご来場を予定されているファン・サポーターの皆さま、ならびに関係者の皆さまにはご迷惑をお掛けしますが、今しばらくお待ちいただきますようお願いします」としている。