浦和レッズは2戦連続の完封負けでホーム連敗となった。

シュート数、ボール支配率で上回りながらも、ゴールを手堅く守るFC東京からゴールを奪うことはできなかった。逆に前半37分、自陣でボールを奪われて決勝点となる先制ゴールを許した展開だった。8月29日の大分トリニータ戦以来、1カ月近くも埼玉スタジアムでの勝利から遠ざかっている。

今季ホームでは3勝3分け5敗と勝率が悪い。6勝3敗のアウェーに比べ、勝てていない。10月4日の名古屋グランパスとのホーム戦からは、上限7000人から1万8000人まで観客の収容人数が増える。FW武藤雄樹(31)は「ホームで勝利できないのは申し訳ないので、次は良いプレーをみせて勝利を届けたいと思う」とキッパリ。浦和にとって熱いサポーター増は大きな後押しになるのは間違いない。GK西川周作主将(34)は「ホームで勝てないもどかしさはあるが、チームが1つになって進んでいきたい」と前を向いていた。