徳島ヴォルティスは19日に、ルヴァン杯1次リーグB組最終戦でヴィッセル神戸とホーム鳴門大塚で戦う。大分トリニータ、神戸とともに徳島も1勝2分け2敗で並んでおり、クラブ史上初の1次リーグ突破残り1枠を懸けた大一番になる。

17日にオンラインで取材対応したFW河田篤秀(28)は「立ち上がりに試合内容は気にするが、勝つことを第一に考えないといけない。とりあえず勝つこと」と必勝を誓った。

B組での前回対戦では、敵地ながら神戸に1-0で勝利しており、決勝ゴールは河田が挙げている。

J1ではここまで12試合無得点の背番号9は「前回のゴールもそうだが、前線から守備をして、リズムをつくり得点できれば最高だし、できなくても失点を減らすことはできる。プレスが大事」。敵陣の高い位置で奪ってからの効果的な攻撃、さらにハードワークしての守備で神戸の鋭い攻撃を封じ込みたい。

故障上がりの神戸MFイニエスタは現在、公式戦4試合連続で後半途中から出場している。「バルセロナ(出身)のすごい選手。(試合できれば)楽しいと思う。球を取れてもうれしいし、取れなくても喜んでプレーできる」。前回対戦はベンチ外だったスーパースターとの初対決を楽しみにしていた。【横田和幸】